やってみた① はじめに(第一章)
本の内容の説明の章ですが、
どのような人に向いている本か、という説明もあります。
この本は自信を持てない人向けですが、特に、
「自信?なにそれ?」
みたいなタイプに向いていると書かれていて、
その書き方が明確で的を得ていて、この人すごい、と思えました。
自信を持ちたいけど持てない、じゃなくて、
自信っていう考えそのものをどこかに置いてきた感じの人向け、です。
自分への評価は批判に限られるような人向けで、
具体的な事例はキツすぎますが、(殺人のトラウマを持つ、とかも事例であったり)
この本の対象者は自分のような人間だと感じました。
私は、自分を褒めてはいけない、常に自分を低く考えること、を美徳だと考え、やりすぎ、
その他もろもろの事情も重なって、
いつの間にか、生き物全ての中で自分が最底辺の存在と考えるようになってしまっています。
小さな蟻も尊敬しているし、ミドリムシも美しいと思うのに、
自分にはいい所が無く、むしろ全てが最悪だと感じるんです。
この本は、私のような、自信とか自尊心が遠い存在になっている人向けだと理解しました。
また、この本の内容としては、
1.なぜ低い自己評価が生まれたか
2.なぜそれが続いているか
3.ゆがんだ思い込み(自分の考えにある致命的なミス)を見つける
4.現実的で有益な思考回路の確立
5.その思考回路の強化
と進んでいきます。
ちなみに、私は今4.段階目ですが、中々進みません。
本を開いて考えると、クラクラしたり、字が踊ったり、焦点が合わなくなったり、、
3.までは今までの暗い部分を見るので、辛いですが、
これまでやってきたことを整理するという意味では、あまり難しくなく、
気持ち的にも慣れている部分があります。
ただ、4.からは今までしたことない考え方をしていくので、まず、難しいです。
それに、後ろめたい気持ちもあり、なんとなく気が進まないんです。
いきなりのシフトチェンジは難しいみたいです。
なので、ちょっと時間を置くためにも、このブログを書いています。
見直しにもなると思いますし。
この本を始めて良かった点を挙げると、
自己嫌悪の渦にのみ込まれなくなったことです。
今まではループに嵌ると抜け出せなくて、落ちに落ちる、という状況がありましたが、
仕組みが理解できた今は、
自己嫌悪からループに入りそうになっても、
「このループは不完全だ」と考えられるようになり、
気持ちに余裕ができたことで、ループに嵌らずに居られています。
絶対倒せないボスにも弱点があることを知った、みたいな気分です。
次の二章はこの本の核となる部分です。
私のダメ人間ループに似た図も出てきます。
私も、一章毎に振り返りながら、健全な思考回路を育てたいと思います。