自尊心とダイエット
あの本、(↓)
- 作者: メラニーフェネル,曽田和子
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2004/06/26
- メディア: 単行本
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を進ませることが出来ないまま日々過ぎています。
自分を褒めるとか良い部分を考えるとか、苦手すぎて進まない。
毎日やろうとは思うんですけどね。。
手に取ってみたり、してみたり、
で、閉じて。。
認知行動療法を試している、という部分では結構ダメな感じなのですが、
実はジム通いは続いています。
ジムに通い、適度に運動してます。
元々運動は好きだし、結構真面目に取り組むタイプなので、
メニューを組んで毎回こなしてる感じです。
ひと月ぐらい通ってもジム友とかは皆無ですが、
自分としてはかなり楽しいジムライフを送っています。
これはこのブログに書かなくてもいいかも、と思ったのですが、
数年前?に見た映画で、世界に一つだけのプレイブック(↓)
というのがあって、この主人公は精神障害を持って入院→退院してきたという設定なのですが、
入院中に薬を飲まなかったんですね。
肉体を鍛えれば精神も強くなる、的なことを信条に、
ムキムキに鍛えることで、自分を制御するという方法を行ってて。
(画的にも、入院前と退院後ではブヨブヨおでぶ→ムキムキマッチョに)
ストーリー的にはムキムキになった後の話なので、ダイエットとは関係ありませんが、
この体を鍛えることと心が強くなること、っていうのの関係を最近感じるので。
といっても、私の場合はこの話と逆で、
心が強くなったから、体を鍛えられている。
って感じです。
最悪の時、鬱が発症してるとき、深めの鬱思考の時、
そんな時は自分のことなんて何も考えられない状態なのと、
自分は最低なのだから見た目も全て最低が似合っている、みたいな思考回路が働くことで、
ダイエットとか、体を鍛えるとか、健康とか、
全く顧みることができませんでした。
ジャンクがお似合い、不健康で寿命が縮まるなら本望、みたいな感じですね。
私の場合、過食嘔吐もあったので、特にこういう考えなのかもしれません。
そんな感じだったので、かなり不健康でした。
それが、自分の考えが整理できて、頭がスッキリ片付き、
心にも余裕ができたぐらいの時期に、
あ、ジム行こ、みたいな感じで自然にジムに行きたくなって、
自然にジム通い始まりました。
自分なんて、とか、どうせダメな人間だ、という気持ちの落とし穴にはまらなくなったおかげで、
物事を長期的に見ることが出来るようになったせいだと思います。
ジム通いは一日二日で効果が現れるものではないため、
例えば数日続いたとしても、落とし穴にはまって自暴自棄な生活をしてしまえば効果は消えてしまいます。
そうすると、更に「やっぱりジムにも通えないダメな人間だ」ということになって、
また負のループに嵌っていくんです。
このループに囚われていた時の私にとって、
何かに挑戦したり、目標を立てることは、その先に必ず自己嫌悪の深い谷があるものでした。
なので、挑戦も目標を立てることも、なるべく避けていました。
私の思考回路は間違ってる、負のループの構造には欠陥がある、と理解してからは、
ジムに通えない日があっても、不健康な一日を過ごしてしまったとしても、
長期的な視点からすれば些細な事で、とにかく続けていくことが大切、
という、本当に当たり前な事実を受け入れることができています。
それにより、例えば週末に生活リズムが崩れても、
翌週からまた変わらず頑張ることが出来ています。
これは、私の人生で、本当に久々の感覚です。
まだ成果は小さいですし、まずあの本も半分残っている状態ですが、
心と体が正常な状態に近づいているような気がしています。